コロナ禍で、日本中が疲弊していく中、
「美を愛する日本人」のはずなのに、そんなものなくても生きていけるなど、
「美」や「芸術」を軽く扱う風潮に、なにか違和感を感じています。
美しいもの、たとえば澄み渡る青空や、咲き誇る桜などを見て感動すると、生きる力がわきます。
美しいものを観ることは、美味しいものを食べたり、
気に入った服を着たりするのと同じくらいの満足感があるのです。
また、作家は、人が気づかないことを感じ取り、それを表現できる能力を持っていて
私たちの生きる世界がこんなにも美に溢れていることを教えてくれる存在です。
ギャラリー718では、コロナウィルスの影響で、作家が発表の場を失っているなか、
若手作家をなにか応援できないかと考え、アートオークションを開催することにしました。
芸術は、生きるために必要な感性であり、
美しいと感動することが生きるために必要なのだということを、
少しでも皆さんにお伝えできれば幸いです。
ギャラリー718 オーナー
貸画廊ギャラリー718の運営のほか、2019年より、ギャラリー718スペースBにて、企画展を多数開催
趣味:カメラ、料理
みたらいギャラリー運営
とびしま海道の御手洗にて、みたらいアートウォークを主催
趣味:かもめを撮ること